裁判傍聴に行ってきました。

最近フォロー増やしたというか、結局一回作り直して少人数にしたのにも関わらず当時いた人を少しフォローしたりしてやってることがあまり変わらないTwitterである。

んで、新規でフォローした人が何人かnoteで書いていたので、俺もたまにはなんか書こうかなって思いました。

 

 

 

というわけで今日は急に仕事を休みにされたので、平日しかやれないことをしようリストのうちの一つ「裁判傍聴」に行ってきました。

場所は横浜地方裁判所。地元なので。

調べてみるとだいたい10時から10時10分から始まるらしいので、9時半に関内着。
10分ほど歩いて着きました。横浜地方裁判所

 

 

 


まず最初に手荷物検査。空港のように鞄をX線にかけられ、自分は金属探知機を通る。
その後本日の裁判の予定が張り出された紙を見て、目的の場所へ。
ちなみにもう中に1歩でも入ると撮影録音は禁止。建物が綺麗だったので残念。


目的の裁判は決まっていたのでそちらへ。
人気だったのか既に人が並んでいた。その後指示に従いロッカーに荷物を入れる。持っていいのは筆記用具のみ。飲食は禁止。
このあたりは調べていたので戸惑うことはなかった。
そして、入る前に注意事項。
「白いカバーがかかっている椅子は報道人用なので座らないでください」とのこと。

中に入るとテレビでは見たことのある法廷が目の前に。そして傍聴席と隔たりを持つアクリル版が。
傍聴席は横が5席*3 縦が3列で合計45席。ロッカーは50だった気がするんだけどあれれ~おかしいぞ~。

既に中には弁護士と被告人。検察官は2人。あと名前がわからないけれど進行の人?がいた。
そして裁判官と裁判員が後ろからぞろっと来るので全員起立。礼をして始まる。


まぁ、内容としてはこう法廷は開かれているものだから書いても別にいいだろうとは思っている。
この裁判は結構大きめの事件で逮捕時ニュースにもなっていて今日裁判が始まったというニュースもあった。
プライバシーがーとか色々あるのだろうけれど、報道してるでしょというアレ。

 

www3.nhk.or.jp

 

まぁ、書いてあるし概要は上記です。

正直行く前まではHPには「逮捕監禁、保護責任者遺棄致死」としか書いてないので、なんかエロ目的なんかなぁって思っていた。
まぁ決めた理由は新件、いわゆる第一回目で最初なので説明が入るのでわかりやすいらしいのでおすすめみたい。あと刑事裁判のほうがいいと。

と、まぁ行ってみれば話が普通に重くて現代社会における社会問題。闇というかこれからこういうの増えてくるだろうなぁ確実に・・・と思った。

 


ニュースにも書いてあるし簡単に言うと
長男大学中退→DV→糖質診断→全裸で出歩く→手錠とロープで2階に監禁→2階から転落で脳出血と左半身麻痺→流動食のみで衰弱→床ずれの感染症と衰弱により死亡

 

という大まかな流れ。その間糞尿は垂れ流し。母親と長女は見ないふり。次男は他の家へ避難。面倒を見ていたのは父親である被告。

となるとあれ、母親と長女の罪は・・・?と調べてみると逮捕はされたが不起訴。
うーん、まぁこの辺は言い出すとあれなのでまんこ割とだけ言わせてください最低限は。
同じ家の中いてしらねぇはねぇだろと。


んで、罪としては監禁と死にそうなのに放置したということ。
監禁に関しては認めているが、放置に関しては病院に行かせようとすると暴れたり、そこまでの事態とは思っていなかったとかなんとか。
物は言いようだなとは。


しかし監禁理由もこれ以上なんかあっても困るというのもあるし、それ以前から全裸で家をうろついてその辺でうんこしたり色々あったみたい。
行政に相談しようにも入院やらは本人の同意がないから難しいとか、金の問題だとか色々。


感情移入とかどっちの肩を持つとかそういう話でないけれど、本当に難しい件だなーと。言い方はあれだけど殺すよりかは罪は軽いのだろうかどうなんだろうか。殺したほうがすぐにその状況からは脱せられるけれど、その後の長さとか考えると・・・


他に内容については、住所も外観も家の中の写真も全て晒されていた。マジでプライバシーも糞もねぇなって。犯罪者ってこういう扱いになってしまうんだなって。
法廷に左右のモニターがあり、色々移していた。しかし正直遠いし角度もアレだしほぼ読めない。
裁判官裁判員の手元のモニターでも見れる模様。あと、遺体の写真や被告が撮った写真もあったみたい。しかしこちらには見せることはなく、セピア加工も施してあった模様。
裁判員になったらそういうのも観ることがあるんだなって学んだ。


そんなこんなで途中休憩があったり、午後もやったり。あと、今日だけでは終わらないので、後日裁判の続きが予定されている。


んー凄い難しい話だよねと思った。正直そうするか殺すかしかないように思ってしまう。しかしそれをすると裁判が開かれ全てにおいて公の場に晒される。

 

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ちょっと疲れたので、他のも見れたので書きます。

「建造物侵入、強盗致傷、覚醒剤取締法違反、窃盗、強盗」
途中から見たけれど、これはすごかった。検察官が被告をめっちゃ詰めてくる。
写真、動画、知人との関係など。めっちゃこええ。
最初に荒い写真を見せたあとに、しらを切ったあとに鮮明なものを見せてこれはあなたですよね?っていうトラップをしかけてきたり。
んまぁ前も捕まってたり色々合った人だったり。

しかし、ほとんどを覚えてないで通していた。こういうのって弁護士と決めてたりするんかなーって。


ここからはHPに書いてなかったので適当に書きます。

「窃盗」
これは最初から見れた。スウェットを着て縄と手錠に繋がれた被告人とガタイのいい警察官2人。弁護士。進行、検察官。裁判長。

場所も広くはなく、全体的に人も少なくさっぱり。
上では書かなかったんですが、一番最初にまず被告人が立って黙秘権がありますとか言われることがあるんですよ。
普通は立つみたいなんですが、この被告人は座りだして立つように言われても気分が悪いからと座って対応。そのまま進行。

まぁ、内容は万引き、5件くらいやってるみたいでマークされていた模様。
態度もなんとも不思議な感じであー、うんというお察し感。
財布忘れてめんどくさいからとっちゃえ的な。数回もやってるからそれ以前の問題なんだろうなとは。


んで後日また裁判の予定をその場で決める。上記とは全然違う雰囲気。


「不法滞在?」
外国人の方。通訳さんがいた。途中同時通訳みたいになってこちからからしたら日本語が先になる逆になったので、検察官の言葉がほぼ聞こえなかったところがあった。
ちなみに普通にバイトをしていたのでペラペラ。

内容としては、ビザ切れでも仕事をしていて逮捕という流れ。
夢があって勉強をしに日本に来たが金が足らず退学し、食いつなぎでバイトをしていたが、コロ助とか色々な理由が重なり滞在手続きが出来ず逮捕。
弁護側としては、勤勉にバイトはしていたし歴もなにもない。遅刻も欠勤もないし数ヶ月留置場に入れられてもう制裁は受けたのではという。


こちらもその場で次の予定を決める。なんというか非常に軽い。
罪の重さ軽さ、注目度もあるのだろうけれど、雰囲気や扱いが全然違う。


最初のほうは見た限り縄も手錠もなく、警察官もいなかった。こうも違うとは。


最後は民事。
正直よーわからん。10分おきくらいにポンポンやってたみたい。少ないと3人でずっと立って書類見て速攻で終わったり。
者によるのだろうけれど。

 

相変わらず文章を書くのは下手だなと思いつつ、言いたいことは最低限は書いたので。
色々思うものがあったなーと。
民事がんにゃぴでしたが、物としては幅広く経験できた気がします。
ニュースになったような大きい現代社会問題らしさ。フィクションのイメージの検察官の詰め方。身近にある犯罪と態度。金銭問題で生きるのが精一杯だがどうしてもそういう状況になってしまった情状酌量的な雰囲気を感じさせるもの。


うん、正直に言えば冷やかし以外何者ではないけれど行って良かったです。
正当な理由で行ってる人って報道陣、身内、勉強くらいかなーなんて。
デートで来てる人もいましたね。

 

まぁ、色々書きましたが問題有るようなら消すのでコメントで正当な理由をお申し付けください。感情論はいいです。