金額と質の比例

 日本酒おちょこかるーく。最終的に1合くらいにはなりそうだけど。

 

 先日、お高めのスパに行った。1日いられるがクーポンを使って2000円だった。館内着、バスタオル、フェイスタオルセットで風呂、露天風呂、サウナ、岩盤浴、ぬるいけど温かい汗はかくくらいのコーナー。雑誌は少しあり自由に読める。

 駅からは遠いが無料シャトルバスあり。駐車場あり。海と夜景が見える。

 

 という内容。正直金額だけにすると高い。よくスーパー銭湯は行くのだが、せいぜい高くてもクーポンなしでも1500円程度。三桁が基本。別料金の岩盤浴などつけると少しは出るが。

 設備に関しても岩盤浴が数種類あるわけでもなく、風呂が何種類もというわけでもなく、リクライニングチェアやら、漫画が読み放題というわけでもない。

 これだけで言うと高いのである。

 

 しかし途中であることに気付いた。

 

 あれ・・・?なんかここめっちゃ静かだし客層良くない・・・?

 

 それもそのはずである。クーポン無しなら2500円は超える金額である。そりゃ変なやつはあまり来ないであろう。

 以前行った大型施設はリクライニングチェア、クッション、半個室スペース、漫画、岩盤浴多種など設備は良かった。しかし客層はそれなりであった。どこも長時間場所取りや声の大きさなど色々と。あと単純に客層が若い。学生が多そうであった。土曜日ということも合ったと思うが。

 

 今回はどうだろう。日曜日の14時・・・?くらいから18時くらいまでいたがちょっとでも気分が悪くなることはなかった。その他のお客さんがこちらをみてどう思ったかはわからないが。

 

 やはり金を出す人は違うんだなって。どの人もせかせかしておらず、非常にまったりしていた。何にせよ空いてる。経営的にちょっと不安にはなるが・・・

 

 この件で思い出したのが、10月に行った名古屋での新幹線のグリーン車での客層だった。グリーン車といえど、ぷらっとこだまなので大した金額ではないが。

 

 行きの隣のおじさんもといおじさまは、トイレとか通る時は気にしないで言ってくださいね。と席につくなり一声をかけてくれた。ほとんど新幹線は乗らないので非常にありがたい気持ちになった。

 そしてこれは俺にとって重要だが、隣でも酒を飲んでくれるとこちらも飲みやすいというのがある。しばらくするとおじさまは酒を飲み始めたので、俺もありがたくぷらっとこだまのアルコール乞食をさせて頂いた。

 

 帰りでも車両に自分か前の女性しか座っておらず、女性が椅子を倒す前に倒していいですか、倒したあとでも大丈ですか狭くないですかと聞いてくれた。あとでも言ってくれたことは今まで言われたことがなかったので正直驚いた。

 

 行きも帰りもとてもいい気分で乗れたので、二人には帰りがけに気遣っていただいてありがとうございましたと言えたのが自分でも良かったと思っている。

 基本的に他人なんて俺に被害被らなきゃどうでもいいと思ってるし、自分に回って返ってくる理論嫌いだけど、金持ち喧嘩せずという言葉があるので金持ってる人だけでも

負の感情を少なくして俺に回ってくればいいなという打算は少し思った。相変わらずちゃんと言わないでひねくれてるね俺。

 

 これは客層というより、たまたまとても良い人達だったのかもしれないが。少なからずお金を出すことによって確率は上がるだろうと思った。

 

 些細なことかもしれないけど、サービスにお金を出すというのはこういうことのほうが大事なんじゃないかなって思った。

 当たり前とは言いたくないけれど、客側からしたら店側に対してのサービスはそれなりには対応してくれないとそこは違うとは考える。

 しかし、客層に関してはそこは厳密には選べないのである。しかし確率論というか、上記のような少なからずふるいにかけられるものはあるんじゃないかって。

 

 なのでやっぱりお金なんですよ。

 でもこの理論からすると俺が金持ったらろくな奴にならないよね。なってやろうじゃないか。今日はパウエル発言で2日は雇用統計なんだ。月末も終わるしぼちぼち進めていきたいけど年末というともあるしなー。まぁ無理ない程度で金増やしていきましょ。